新聞でおもしろいデータを見つけました。2009年のものだそうですが、全国の小学4年生から高校2年生まで計1万3797人に実施したという『なりたい職業』について聞いたアンケートの結果です。新聞にはベスト3までが載っておりました。
なりたい職業ベスト3
男 子 |
小学生 | 中学生 | 高校生 |
①野球選手 | ①野球選手 | ①学校の先生 | |
②サッカー選手 | ②サッカー選手 | ②公務員(学校の先生、 警察官などは除く) |
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③医師 | ③芸能人 | ③研究者、 大学教員 |
女 子 |
小学生 | 中学生 | 高校生 |
①ケーキ屋さん、 パティシエ |
①保育士、 幼稚園の先生 |
①保育士、 幼稚園の先生 |
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②保育士、 幼稚園の先生 |
②芸能人 | ②学校の先生 | |
③芸能人 | ③ケーキ屋さん、 パティシエ |
③看護師 |
いかがでしょうか。個人的には、サッカーよりも野球のほうが人気があることが意外でしたが(ぼくは野球ファンなのでうれしかったのですが)、それよりも、けっこういまの子どもたちの特徴がストレートに出ていることに驚きました。新聞の解説によりますと、スポーツ選手になりたいという子は、高校生になるとトップ10圏外になるそうです。男の子も、女の子も、成長するにつれ、現実的な職業を選ぶようになり、起業家など独立志向が強い子は少ないようだ、とも書かれておりました。全体的に安定志向の傾向が強くなるようです。
ちなみに、「なりたい職業がある」という設問に、ある、と答えた子は何パーセントくらいいると思いますか? 小学生と高校生では、どちらが多いでしょう? こちらがその数字です。
小学生 58.1%
中学生 54.2%
高校生 50.6%
うーん。いろいろと考えてしまいますね。高校生くらいだと、現実を見てしまうというのはよくわかる気がします。プロのスポーツ選手になれるのは、ごくわずかでしかありません。ただ、だからといって、いきなり公務員を目指すというのも……。高校生の半分が、なりたい職業がない、というのは、かなりリアルな気分を反映しているように思いました。逆に、小学生でも60%以下しかいないというのは、ちょっとさみしい気がします。
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NEWS板橋校、NEWS青葉台校、NEWSセンター北校室長
三木 裕