2019年になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。今年は亥年です。イノシシの出てくる絵本などあるかな、と考えたのですが、やはりこれでしょう。ゾロリシリーズに出てくるイシシとノシシがすぐに思いつきました。大人気シリーズですね。映画だと『もののけ姫』にもイノシシが出ていました。
ゾロリシリーズに関しては前にコラムに書いたことがあります。お母様方の評判はあまりよろしくないことが多いシリーズです。「うちの子はゾロリしか読まないんですけど……だいじょうぶでしょうか?」というご質問をよく受けます。ぼくは答えます。「ゾロリシリーズよいではないですか!」あのシリーズは、マンガのようで、本を読んでいるように感じられないかもしれません。しかし、実はとても情報量の多い本で、またそれをおもしろく読む工夫をとても熱心に行っている本だと思います。だから、子どもたちはゾロリばかり読むので、おもしろいのだから当然だと思います。ゾロリシリーズはたくさんありますが、どんどん読んでもらってよいのではないでしょうか?
本を読む習慣というのは、自分から作っていくのがよいです。ゾロリから始まって、そのうちゾロリ以外の本も読むようになっていくのも、よいのではないかと思います。
今回、このコラムを書くにあたりまして、ゾロリのホームページなどを見ておりましたら、ゾロリキャラクター診断というものがありまして、やってみました。いくつか質問に答えまして、ぼくにぴったりのキャラクターは……なんと、イシシでした。おめでたいですね。
イシシというのはこんなキャラクターです。診断結果はそのあとに。
イシシ
ゾロリをそんけいする、ふたごのイノシシのあに。おとうとのノシシといっしょに、ゾロリをしたって旅についていく。
診断けっか
ちょっとドジなアニキ
お兄ちゃんタイプのあなた。半分こするときには、大きいほうを相手にあげたりするところがステキ。情けないところもあるし、気ままに生きたいというのも本心だけど、どこかでだれかのためになりたいという思いも強いのかな。ひとりぼっちになったとき、感じるのは解放感よりも孤独感じゃない? 相手があって自分がある。それでいいじゃない、いのししだもの。
自分のことですが、合ってるところもあるような……。でも、どうでしょうか、自分のことはちょっとわからないですね。ま、いいでしょう、いのしし年ですから! ということで、今年は年男の気分でがんばります!