今年もスプリングスクールにたくさんのみなさまのご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。毎回人気のコース、はじめてのコースなどもございましたが、どのコースにもたくさんご参加いただき、とてもうれしく思います。そして、4月からの通常授業にそのままご入会いただいた方もたくさんいらっしゃいました。ありがとうございます! 新しい習い事を始められる方がもっとも多い時期となります。ぜひごいっしょにNEWSで楽しくスタートしていただければと思います。まだまだ間に合います! 各校舎までお問い合わせください。また、これから夏休みの企画もみんなで考えます! ぜひまたご参加ください。お待ちしております!! NEWSはいつでもなにか新しいことを考えているところです! そうそう、その前に5月に青空教室もありますよ!!
さていきなりですが、作文倶楽部の授業の中にでてきた一文をご覧ください。
まだ2年生ですからひらがなとなっております。『桜が満開でした。』という文章ですね。春について書いてもらった作文です。ただし、ぼくは最初に見たとき、少し驚いてしまいました。
こう読んでしまったのですね。桜を我慢する会とはどんな会でしょうか? 桜が満開なのに目隠しをして見るのを我慢する会、桜の下で食事もお酒も我慢する会、むりやり桜を押し付けて桜で攻め続けられるのを我慢する会……。授業中になにおかしなことを考えているのかと叱られてしまいそうですが、授業中その読み間違いは黙っていて(恥ずかしいので)、言うのは我慢しました。そのときは、低学年の子でも、また習っていなくても、ある程度漢字は使ったほうがいいのかな、と考えておりました。
漢字のテストを嫌がる子は多いですが、漢字を習い始めの子は、たいてい、漢字を覚えたことを喜びます。もっと、もっとと知りたがります。知らない字を書けるようになって、よく子どもたちに自慢されます。ただ、学校によっては、まだ習っていない漢字は使わないでください、と注意するところもあるとか。児童図書の世界でも、あえて漢字を多くし、その分振り仮名を多くするものと、漢字が多いと売り上げが落ちる(!?)と、振り仮名をなるべく使わないようにするものと、両方あると聞きます。それぞれの考え方もあり、どちらにもどちらのよさがあるとは思いますが……。
漢字を嫌がるようになるのは、だいたいいつぐらいからなのでしょうか? いつまでも、うれしそうに漢字の勉強をするためには、なにが必要なのでしょうか? 『桜が満開』と『桜我慢会』の違いを授業でおもしろく伝えられたら、みんなもっと漢字を楽しく使ってくれるようになるでしょうか? いろいろ考えると、もう止まりません。なにか新しい授業を思いつきましたら、またNEWSで募集したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!!
NEWS板橋校室長
三木 裕