スポーツの秋! ということで、毎週いろいろな試合があって楽しんでおりますが、今年はなんといってもラグビーですね! 大興奮しました。以前、なでしこジャパンがワールドカップで優勝したときも、一気ににわかファンになりましたが、今回は、すっかりラグビーファンになってしまいました。もともと父親が高校のときにラグビーをやっていて、子どものころからテレビ中継はわりと見ていたのですが(ずいぶん前のワールドカップで日本が大敗したときも見ておりました)、この大会ほど熱く見たのははじめてでした。また、NEWS板橋校や大宮校、大泉学園校でイングリッシュを教えているピーター先生が熱心なラグビーファンでありまして、いろいろと教えてくれたのも勉強になりました。残念ながら今大会はベスト8には残れませんでしたが、大健闘でした。4年後の日本での大会が楽しみです。
ラグビー日本代表の試合を見て、また試合後のコーチや選手のインタビューなどを聞いて、チームのため、日本のラグビーの未来のため、といった、つねに自分以外のことや人への思いが感じられるのがすばらしいと思いました。どの国の選手もみなものすごく大きくて、強そうな男たちがそろっていますから(顔も怖かったりします)、自分ひとりだけでは絶対に勝てません。自分を犠牲にして何度も何度もひたむきにタックルを繰り返していく姿は感動的でした。
ラグビーは国籍に関係なく、その地に住んでいたり、仕事をしていたりすると、その国の代表になることができます。日本代表にも外国籍の選手がたくさんいました(日本の国籍を取っている外国出身の選手もたくさんいました)。そうすると、どうしても日本人の選手の活躍に目が行ってしまいますが、ある日本人選手が、チームの外国人選手に注目をしてほしい、と発言したりしました。また、日本に敗れたサモアの選手たちが、今日の試合の最優秀選手に、日本人選手を選んだりもしていました。いまだけではなく、4年後につなげるために、という声は、たくさんの選手から聞きました。トライをとった選手、キックで点をとった選手たちも決まって、自分のところまでボールをみんながつないでくれたおかげ、といっていました。
かっこいいですね! 本当にすばらしい言葉ばかりです。ラガーマンたちの言葉には、ぎりぎりまで自分を追い込んだことから生まれる自信や誇りが感じられ、だからこそ、謙虚であったり、他者への尊敬があったりするのだろうなと思いました。かなり厳しい練習だったそうですが……、さらに4年後、世界を驚かせる試合をしてほしいと思いました。応援します! その前に少し自分も運動したらといわれそうですが……(ピーターはウォーキングを始めて、何キロも歩いているみたいです)。
NEWS板橋校室長
三木 裕