おもしろいニュースを見つけました。なんと、鳥のシジュウカラが、『文』を作っているというのです! こんな内容です。
おお、すごいですね! 初めての作文をする鳥の発見のようです。なんでも、警戒や、集合などの単語の鳴き声があり、その組み合わせによって、ちゃんと、その内容にあった行動をシジュウカラはするのだとか。同じ単語でも順番を変えるとその行動を取らないことから、シジュウカラが「単語」の意味だけでなく、語順も含めた「文」として認識している、ということのようです。シジュウカラは10種以上の音の要素を組み合わせてさまざまな鳴き声を発するらしく、その研究員の鈴木さんという方は「他の音の組み合わせの意味や、この能力が学習によるものか、生まれつきなのかなどを調べたい」と話しているそうです。今後のくわしい研究が楽しみですね。ほかの鳥や動物はどうなんでしょう? カラスとか、ふつうにおしゃべりしているみたいですが……。
なぜ、人間は『文』で話すのでしょう。そのほうが、多くのことを伝えられるから、ですが、では、なぜシジュウカラには『文』があるのでしょう。危険、食べ物、集合……といった『単語』だけで、ヒト以外の動物や鳥たちはずっと生きてきたはずです。それで幸せだったのでは……? それともまだ人間が知らないだけで、シジュウカラ以外の鳥や動物たちも『文』で話しているのでしょうか? シジュウカラは『文』で話すことによって、他の鳥たちよりも幸せになれたのでしょうか?
うーん。いつか、シジュウカラに聞いてみたいですね? ぜひ作文で答えを……。
NEWS板橋校室長
三木 裕