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第443回

頭の体操

2016.03.18更新

 『頭の体操』という本をご存知でしょうか。クイズのような、パズルのような、なぞなぞのような、とんち問題、推理問題、思考力問題を集めた本のシリーズで、累計1200万部という大ベストセラーになったものです。この本がきっかけで、テレビのクイズ番組にも大きな影響を与えたとか……。たとえば『IQエンジン』『マジカル頭脳パワー』『脳内エステIQサプリ』などなど。見たことある番組がいくつもあります。ゲームの『レイトン教授シリーズ』にも使われたり、某塾の電車の広告で使われている問題を集めた本にも使われているとか……。

 その作者の多湖輝氏が亡くなったとニュースで出ておりました。ご冥福をお祈りいたします。90歳だったそうです。ぼくは子どものころこの『頭の体操』が大好きでたくさん読んでおりました。もともとクイズとかなぞなぞとか大好きだったのですが、この『頭の体操』シリーズで、さらに一歩すすんだ考え方みたいなものを知った気がします。

 思いつくままに、問題の例を書いてみます。(答えは、問題文をクリックしてみてください)

① 問題のページに意味ありげにアルファベットが書いてあります。そこに添えられた問題文が、この文を消しゴムで消すと、あらたに出てくるものがあります。それはなんでしょう?
答え 消しゴムのかす
② 同じく問題のページになにやら文章が書いてあります。このページに間違いがありますがなんでしょう、という問題。
答え じつは問題の番号がちがっていた
③ 有名な名探偵がある事件について、ある容疑者に対して、探偵はこの容疑者は絶対に犯人ではないということを確信していた。それはなぜでしょうか?
答え その探偵自身が犯人だったから
④ 川幅5mの川があります。AからBまで行くために最短の距離に橋をかけたいと思います。ただし、岸に対して垂直にしか橋を架けられません。どのように架けたらいいでしょうか。
NEWS先生のコラム 第443回 イメージ
答え AからBまでのあいだ全部に大きな橋を1本架けて、その上をななめに渡ればよい。

 いかがでしょうか? 答えを聞くと、なあんだと思うかもしれませんが、はじめてこういう問題を読んだときには、非常に驚き、興奮し、夢中になりました。

 こういう、考え方を思いっきり変える、発想の転換のような力は、中学受験の問題でも要求されたりしますが、大人になっても必要ではないでしょうか。子どものころから、楽しく、そういう考え方をすることの喜びを味わえたのは、ぼくにとって大きなことだったように思います。実際にそのような力が自分にあるのかはともかく、いろいろな面から物事を考えるようにしようと思うようには少なくともなったかなと思っています。NEWSでの授業にも通じているのは……と思います。また『頭の体操』シリーズを読み返してみたくなりました。いまやってみたらどうでしょう? もしかすると、子どものころのほうが、よく解けたかもしれません。大人になってもトレーニングは必要なのでしょうね、きっと……。たぶん、うちにまだあるはずなので、こっそり調べてみようと思います!


NEWS板橋校室長  
三木 裕

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会社概要

商号
株式会社 NEWS(ニュース)
創業
2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
設立
2012年10月1日
資本金
1000万円
代表者
           
代表取締役 小倉拓也
本社
〒330-0063 埼玉県さいたま市
浦和区高砂2-5-5 KIビル 3F
電話
048-831-2223
事業内容
子どもの総合教育企業。
子どもたちが、21世紀を生き抜くために必要な教育を提供している。1人ひとりの成長に責任を持つために、全ての事業は少人数制を基本としている。
グループ
株式会社 国大セミナー
会社
設立:1985年10月1日
■学習塾(国大セミナー)104校(2024年3月現在)
グループ
株式会社 NEWSエンターテインメント
会社
設立:2008年10月1日
■子役養成機関(NEWSエンターテインメント)
グループ
株式会社 そらまめキッズツアー
会社
設立:2010年10月1日
■子どもの体験型ツアー実施する旅行会社
(そらまめキッズアドベンチャー)
グループ
株式会社 オレンジプラネット
会社
設立:2015年2月1日
■保育園・インターナショナル保育園・学童くらぶ
グループ
株式会社 ドリームプラネット
会社
設立:2015年6月1日
■生活・文化・新規事業部門

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