NEWSの新コース『NEWS将棋算国教室』が正式開講して、3ヶ月目に入りました。毎週2回の授業で、生徒さんも大変だと思いますが、定期的に指導することによる継続的な効果も感じています。そして何よりも将棋の上達です! 小学生の成長力というのはものすごいですね! どんどん強くなるので毎回たじたじです。お勉強にも、きっとよい影響が出てくると思います。まだまだはじまったばかりのコースですので、ぜひいろいろなお子さまにご参加いただければと思います。将棋の持つ礼儀の心も身につけてほしいです。
さて、将棋のことは、多少知っているのですが、囲碁については、ぜんぜんわかりません。ルールもわかりません。それでも、国民栄誉賞を、羽生永世七冠といっしょに受賞した井山七冠のお名前や顔は知っております。その井山七冠のテレビ番組を見ました。大きな大会での勝利と敗戦の様子が映され、世界と戦う厳しさがよく伝わりましたが、その厳しさこそがモチベーションにもなるということを話していて、さすがだと思いました。将棋の羽生さんや、イチロー選手とかもそうかもしれませんが、常により上を目指し、かつ、それを続けられるというのが、トップに立てる人間の条件なのかもしれません。
現在、囲碁の世界では、中国や韓国が強いそうです。その番組で、中国の子どもたちの囲碁指導の様子をやっていました。国中から優秀な子を集め競争させていました。それが、またすごく厳しいのです。あまりよくない試合をした子は、教室の隅で立っていなさいといわれて、先生がよいというまでずっとみんなと反対向きで立たされたりしています。カツオくんや、のび太くんなら見たことがありますが、いま日本の学校でやっているところはあるでしょうか。さらに、衝撃だったのは、対局して負けたほうの子が、勝った子にお金を渡していたことです。負けたほうが場所代を払うルールなのだとか。千円とか二千円とかでしたから、かなり厳しい金額ではないでしょうか。このやり方がいいか悪いかはなんともいえないですが、小学生くらいからずっとこういうやり方をしていれば強くなるだろうなあ、とは思いました。挫折する子も多いと思いますが……。
将棋だけでなく、『NEWS囲碁算国教室』というのもいつか開講してみたいですね。NEWSはNEWSのやり方で、囲碁と、お勉強を合体させた授業ができればと思います。まず自分が囲碁を覚えないといけないですが……。小学生の子といっしょに習ったら、きっとみんなすぐに上達するので、あっというまに大差で負けてしまいそうです。いまのうちに、だれかこっそり教えていただけないでしょうか?