おもしろいニュースを見つけました。小学4年生の男の子が、コンパスの特許をとったというニュースです。新コンパスの写真も載っておりまして、上部の指で回すところに工夫があるようで、それを使うと上手に円を描くことができるのだそうです。
くわしくはこちら
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180417-17123433-webtoo-l02
その記事に、昨年の5月から考え始めたと書かれていますので、小3のときでしょうか。それから、いろいろと試行錯誤して、発明したのだそうです。すごい!
完全に負けたと思いました。コンパスを上手に使えない子、とても多いです。ぼくなりの工夫としては、針を刺しやすくするために、下に紙を何枚も敷いてからやるというのは、いつもいっています。少しやりやすくなると思います。しかし、まだ手が小さかったり、力も弱いとなると、それだけではなかなかうまく使えません。コンパスを使っての作図は中学校でもやりますので、なんとなく使えるようになるまで待つ、というのが、ぼくの限界でした。使いやすいコンパスを作るという発想がまったくありませんでした。この男の子はそれを考え、実際にやりとげたのだから、たいしたものです。NEWSの授業でやってみればよかったとさえ思いました。脱帽です。
このコンパスが商品化されたら、とりあえず使ってみたいですね。そして、実際に子どもたちにも使ってもらって、感想を聞きたいです。発明したのが小学生の男の子だと知ったら、すごく興味を持ってくれそうです。算数が好きになるきっかけになるかもしれません。身の回りの文房具でほかになにか工夫できるものはないでしょうか? そんな話もしてみたいですね。