NEWSという塾の特徴のひとつに、通っている子の幅が広いことがあると思います。幼児さんから高校3年生が(大学生や大人の方も一部受講いただいておりますが)主な学年層となります。小さいときにNEWSに来て書き方コースや感ピカコースを習っていた子がだんだん大きくなって個別進学コースで学校の勉強をしたり受験勉強をがんばったりしてくれます。NEWSに通い始めてもう十年という子がたくさんいます。
そういう子たちが増えてくるうちに、おもしろいことに気がつきました。たとえば、ミキユタコさんという名前の小1の女の子がNEWSに通ってくれたとします。小1ぐらいの女の子ですと、ミキさんと呼ばれるよりも、ユタコちゃんと呼ばれるほうがうれしいようで、たいていそのように呼びます。それで、ずっと通い続けていくと、そのまま、中学生になっても、高校生になっても、ユタコちゃんとついこちらも呼んでしまいます。ところが、中学1年生からNEWSに入った女の子は、名字で○○さん(ミキさんとか)と呼ばないと気にするお年頃です。はじめての塾で、名前の方でいきなり○○ちゃんと呼ばれるのは抵抗があると思います。そして、そのままずっと○○さんと呼ばれるわけです。
なので、NEWSの中では、同じ年の子なのに、○○ちゃんと呼ばれる子と、○○さんと呼ばれる子が、隣に並んで勉強していたりします。特にそれで問題があるとかいうわけではないのですが、自分でもちょっとおかしいなと思い、NEWSならではだなと思いました。ふしぎに、その同じ年の子たちが、相手を呼ぶときも、○○ちゃんと呼ばれている子は○○ちゃんと、○○さんと呼ばれている子は○○さんと、同じように呼んでいることが多いです。年齢や学年、先輩後輩に関係なくそうなるので、学校や部活などではないことではないでしょうか。特にいまの時期はサマースクールや夏期講習会で、ふだんは曜日の関係で会えない子たちとも連日会うようになりますので、そういう姿がより多く見られておもしろいです。○○さんも○○ちゃんも今年もいっぱいNEWSに来てみんなでがんばりましょう!
NEWS板橋校室長
三木 裕