校舎から
郵便局へ行く途中の道に
病院があります。
もうこれまで14年間
何十回と通った道です。
もちろん病院であることは
認識していたのですが
ほんとにさいきん
この病院が産婦人科である
ことに気がつきました。
そして、天国にいる
母親の声が急に
蘇ってきました。
「『そうさん』で生まれた」
ぼくは『そう』という
病院で生まれたのです。
ぼくは板橋2丁目で育ち、
その後、引っ越しをしたのですが、
14年前に職場として
また近くにもどってきました。
ええ!!
ぼくが生まれたのって
ここ『荘病院』のこと?
ようやく気がついたのです。
たぶん、といいますか、
まちがいないですね。
お恥ずかしい話ですが
ぜんぜん気がつきませんでした。
荘病院のまえのお弁当屋さんが
おいしくて、量も多く、
よく行くのですが
それでも気がつきませんでした。
うっかりにも
ほどがありますね。
ははは。
自分が生まれた場所の近くで
仕事をするというのも
きっと何かのご縁だったの
だと思います。
あまりのうっかりぶりに
天国の両親は苦笑している
と思いますが…。
ごめんなさい!
ミライアカデミー板橋校
三木 裕
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