椰月美智子さんの
『しずかな日々』という
本を読みました。
中学受験でもっとも
よく出題される本の
ひとつです。
ぼくもきっかけは
題で読んだからでした。
その部分がとても
おもしろかったので
きちんと本で読んでみようかな、と。
たまにこういうきっかけで
読む本があります。
小5の、まわりと
うまくとけこめない
男の子の物語です。
ごくありふれた、
しかし、けっして
わすれることのできない
『しずかな日々』が
描かれています。
男の子のおじいさん、
はじめての友達押野くん、
印象的な、とても魅力的な
人たちも出てきます。
中学受験をすることを
ぼくは肯定的にとらえています。
もちろん、やらなければいけないものだ
とは思っていませんし、
やるとなったら
とてもたいへんなことだということも
わかっております。
でも、チャレンジしたいのなら
ぼくらは全力でお手伝いするよ、
安心してね、
という感じでしょうか。
受験がきっかけで
この本と出会う子も
いるでしょう。
図書室で出会う子も
いるでしょう。
波乱万丈のドラマチックな
できごとは
人生にはなかなか起こりません。
でも、しずかな日々の中でも
人は生きていかなくてはならず、
ささやかなことでも
ときには大切な思い出になります。
この本を読んで
>子どもたちが、
少しだけでも
いま生きていることも
じつはそんなに悪くないな
と思ってくれるきっかけに
なることを願います。
・・・
ああ、
またハロウィン・フォトコンの記事が
遅くなっていく…。
当日はたくさんのみなさまの
ご参加をいただきまして
まことにありがとうございました!
近いうちに記事を書きますので
お楽しみにお待ちください!
ミライアカデミー板橋校
室長 三木 裕