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第215回

秋の気配

2011.09.28更新

このところ、朝や夜はずいぶん涼しくなってきたように思います。夏はもう過ぎてしまったのでしょうか。

先日新聞を読んでおりましたら、オフコースの歌が載っておりました。

『たそがれは 風を止めて ちぎれた雲はまた ひとつになる』

オフコースの佳曲「秋の気配」で、小田和正さんは男女の別離を生地横浜の風景に重ねた。淡い喪失感は、秋が持つ別の味だ。

『大いなる河のように 時は流れ 戻るすべもない』

オフコースからの小田ファンであるぼくとしては、読みながらそのまま『こんなことはいままでなかった……』と続きを歌いたくなってしまいますが、これは9月24日の朝日新聞の天声人語に掲載されていた文章です。

あの天声人語にオフコースが! という驚きの気持ちに朝からなりましたが、ファンとしてはみょうにうれしいものです。小田さんが喜んでいるかはわかりませんが……。

たしかにいまごろの時期になると、秋の気配という言葉が頭に浮かびます。言葉の持つイメージというのは本当に大きいですね。

『行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。』

こちらは鴨長明の『方丈記』です。もう800年も前のものですが、言葉からくるイメージはいまでもそのまま読むものに響いてきます。

『時をこえて きみを愛せるか 本当にきみを守れるか

空を見て考えてた きみのために いまなにができるか』

こちらはまた小田さんの歌です(『秋の気配』ではありませんが、いま方丈記を読んで、ふと思いつきましたので。『たしかなこと』という歌です)。言葉がふくらむとどこまでも行けそうな気がしますね。

『きみは空を見てるか 風の音を聞いてるか

もう二度とここへは戻れない

でもそれを哀しいと 決して思わないで

一番大切なことは 特別なことではなく

ありふれた日々の中できみを

いまの気持ちのままで 見つめていること

忘れないでどんなときも きっとそばにいるから

そのためにぼくらは この場所で

同じ風に吹かれて 同じときを生きてるんだ』

NEWS板橋校室長
三木 裕

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会社概要

商号
株式会社 NEWS(ニュース)
創業
2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
設立
2012年10月1日
資本金
1000万円
代表者
           
代表取締役 小倉拓也
本社
〒330-0063 埼玉県さいたま市
浦和区高砂2-5-5 KIビル 3F
電話
048-831-2223
事業内容
子どもの総合教育企業。
子どもたちが、21世紀を生き抜くために必要な教育を提供している。1人ひとりの成長に責任を持つために、全ての事業は少人数制を基本としている。
グループ
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会社
設立:1985年10月1日
■学習塾(国大セミナー)104校(2024年3月現在)
グループ
株式会社 NEWSエンターテインメント
会社
設立:2008年10月1日
■子役養成機関(NEWSエンターテインメント)
グループ
株式会社 そらまめキッズツアー
会社
設立:2010年10月1日
■子どもの体験型ツアー実施する旅行会社
(そらまめキッズアドベンチャー)
グループ
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設立:2015年2月1日
■保育園・インターナショナル保育園・学童くらぶ
グループ
株式会社 ドリームプラネット
会社
設立:2015年6月1日
■生活・文化・新規事業部門

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