第217回

きょうりゅうの友だち

2011.10.12更新

NEWS作文倶楽部の9月の課題で、みんなに物語を作ってもらいました。NEWSの各校舎から、ぞくぞくと傑作が完成しました! というお話を聞いております。例えば……、森の虫たちのびっくりパーティーのお話、お気に入りのハンカチが突然どこかへ行ってしまった話、学校のプールにイルカが泳いでいる話、ブランコを壊してしまったゾウの話などなど、少し聞いただけでどんなお話かとても気になるおもしろそうな物語がたくさん揃いました。読んでみたいと思いませんか? では、その中から一つ、ぼくが特に気に入った『きょうりゅうの友だち』という作品をご紹介いたしましょう。

『ここはきょうりゅうの小学校です。そこにティラノサウルスがいました。』

このように始まります。ティラノサウルスは、学校の帰り道、友達のトリケラトプスにこういいます。

『理科のテスト0点をとったんだってな。』

もちろん、トリケラトプスは怒ります。ティラノサウルスだって負けていません。二人(?)は大ゲンカになってしまいました。大迫力です。ケンカしたまま別れます。

その後、ステゴサウルスが来て、ティラノサウルスになぜケンカをしたのかたずねました。ティラノサウルスは答えます。

『この前のテストでトリケラトプスが100点のとき、ぼくは80点だったんだ。そのとき、トリケラトプスに「おれより20点も下じゃないか」とからかわれたんだよ。』

そうなのです。ケンカには理由があったのですね。トリケラトプスの、その言葉がいやだったんだよ、と。気持ちはよくわかります。けれども、ステゴサウルスは、ちゃんとティラノサウルスにもいいます。

『だったら、そのとき言われていやだったことをいえばよかったんだよ』

もちろん、ティラノサウルスもそれはわかっているのです。

『だって、言いづらかったんだよ』

さあ、ステゴサウルスはどうしたでしょうか? 次のせりふをご覧ください。

『そうか、わかったよ。でも、なかなおりしたいだろ。ぼくもいっしょにいくからトリケラトプスにあやまりなよ。』

物語は、最後また3人(?)が仲良くなり、いっしょに遊ぶところで終わります。

最初に読んだとき、まず0点のところでつい笑ってしまったのですが(恐竜の小学校という発想もすばらしいですね)、最後は本当に感動してしまいました。

せりふの一言ひとことが、非常にリアルで、けんかしたときの胸の痛みがとても伝わります。仲直りを手伝うステゴサウルスのキャラクターもいいですね。作者の思いがいろいろなところでしっかり表現されているすばらしい作品だと思いました。本当に絵本として読みたいなと思いました。

子どもたち書いてくれるお話はどれもみな本当におもしろいです。また機会があったらぜひ書いてください!!

NEWS板橋校室長
三木 裕

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会社概要

商号
株式会社 NEWS(ニュース)
創業
2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
設立
2012年10月1日
資本金
1000万円
代表者
代表取締役 小倉康司
本社
〒330-0063 埼玉県さいたま市
浦和区高砂2-5-5 KIビル 3F
電話
048-831-2223
事業内容
子どもの総合教育企業。
子どもたちが、21世紀を生き抜くために必要な教育を提供している。1人ひとりの成長に責任を持つために、全ての事業は少人数制を基本としている。
グループ
株式会社 国大セミナー
会社
設立:1985年10月1日
■学習塾(国大セミナー)120校(2021年4月現在)
グループ
株式会社 NEWSエンターテインメント
会社
設立:2008年10月1日
■子役養成機関(NEWSエンターテインメント)
グループ
株式会社 そらまめキッズツアー
会社
設立:2010年10月1日
■子どもの体験型ツアー実施する旅行会社
(そらまめキッズアドベンチャー)
グループ
株式会社 オレンジプラネット
会社
設立:2015年2月1日
■保育園・インターナショナル保育園・学童くらぶ
グループ
株式会社 ドリームプラネット
会社
設立:2015年6月1日
■生活・文化・新規事業部門

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