資料請求はこちら
第438回

2月14日は……

2016.02.12更新

 もうすぐ2月14日です。いまからそわそわしている子がいますよ。バレンタインデーの日ですね!

 でも……。気のせいですかね? なんとなく、前ほど盛り上がっていないような気がするのです。まあ、ぼくら男性陣はとりあえずながめているだけではあるのですが、女子たちの気合があまり入っていないように見えるのです。男子にあげる、という子ももちろんいますが、少し前は、友チョコ? でしたっけ? 友達同士であげたり、もらったり、というのに、みんな女の子たちがものすごく燃えていたような印象があります。手作りして、ラッピングして、という手間をかけずに、いまはもっと自然に楽しむという感じでしょうか? 今年は2月14日が日曜日というのも関係あるかもしれませんね。家でどきどきしている男子はいるのでしょうか? NEWSの子たちに聞いても「大きなお世話!」といわれてしまうでしょうが……。子どもたちはいつでもいまを楽しむ天才ばかりですから、きっと、大人の知らない楽しいバレンタインデーを過ごしているのでしょう。

 では、ひさしぶりに、バレンタインデーに贈る詩をご紹介いたしましょう。国語のテキストで使われているのを見たことがあります。

練習問題
         阪田 寛夫

「ぼく」は主語です。
「つよい」は述語です。
ぼくは つよい
ぼくは すばらしい
そうじゃないからつらい

「ぼく」は主語です
「好き」は述語です
「だれそれ」は補語です
ぼくは だれそれが 好き
ぼくは だれそれを 好き
どの言い方でもかまいません
でもそのひとの名は
言えない

 ぼくは授業中に、よく見直しをしないで間違えたときの罰として、「好きな子の名前を聞く」という刑を子どもたちに与えたりしますが、わりと女の子は教えてくれます。名前を聞いてもぼくはぜんぜん知らない子だったりするのですが、どういうところが好きなのかまで教えてくれたりします(おもしろいから、という理由が多いです)。ただ、男の子はあまり教えてくれません。万が一にでもばれたらいやだ、という気持ちが強いようです。わかるなあ。

 NEWSの子どもたちと話をしていると、みんながそれぞれかけがえのない存在だということがありありと伝わります。「好きな子の名前を聞く」刑ですら(だからこそ?)、子どもたちの数だけ、おもしろい答えが返ってきます。いつでもNEWSはみんなのすばらしいおもしろさを確認できる、そんな場所でありたいと思います。もちろん、ここは、みんなの夢をかなえるためにある場所です。勉強でも、ほかのことでも。笑顔で夢をかなえましょう。

 最後に、一人ひとりの子どもたちに、ぼくの大好きなまど・みちおさんの詩を贈ります。

ぼくが ここに
           まど・みちお

ぼくが ここに いるとき
ほかの どんなものも
ぼくに かさなって
ここに いることは できない

もしも ゾウが ここに いるならば
そのゾウだけ
マメが いるならば
その一つぶの マメだけ
しか ここに いることは できない

ああ このちきゅうの うえでは
こんなに だいじに
まもられているのだ
どんなものが どんなところに
いるときにも

その「いること」こそが
なににも まして
すばらしいこと として

 子どもたちにとっての「ちきゅう」にNEWSがなれますように。主語、述語、補語もきちんと覚えましょう!


NEWS板橋校室長  
三木 裕

NEWS先生のコラム一覧ページはこちら

会社概要

商号
株式会社 NEWS(ニュース)
創業
2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
設立
2012年10月1日
資本金
1000万円
代表者
           
代表取締役 小倉拓也
本社
〒330-0063 埼玉県さいたま市
浦和区高砂2-5-5 KIビル 3F
電話
048-831-2223
事業内容
子どもの総合教育企業。
子どもたちが、21世紀を生き抜くために必要な教育を提供している。1人ひとりの成長に責任を持つために、全ての事業は少人数制を基本としている。
グループ
株式会社 国大セミナー
会社
設立:1985年10月1日
■学習塾(国大セミナー)104校(2024年3月現在)
グループ
株式会社 NEWSエンターテインメント
会社
設立:2008年10月1日
■子役養成機関(NEWSエンターテインメント)
グループ
株式会社 そらまめキッズツアー
会社
設立:2010年10月1日
■子どもの体験型ツアー実施する旅行会社
(そらまめキッズアドベンチャー)
グループ
株式会社 オレンジプラネット
会社
設立:2015年2月1日
■保育園・インターナショナル保育園・学童くらぶ
グループ
株式会社 ドリームプラネット
会社
設立:2015年6月1日
■生活・文化・新規事業部門

Copyright © NEWS All Rights Reserved.