第447回

ある中学校の入試問題から

2016.04.22更新

 先日、いろいろな学校の中学受験の過去問題集を解いて……ではなく、国語の問題だけを読んでいました。どんな作家のどんな作品が使われているのか、なんていうのを見ながら、ぼんやりと読んでいました。そのうちに、ある中学校の問題を何年もつづけて読んでいるときに、気が付いたことがありました。特に名前を書いても問題ないと思いますので書いてしまいますが、女子美術大学付属中学校の国語の問題です。

 長文は物語文だけのようでした。そして、そこで使われている物語が、なんともいいのです。感動的なお話、友情の物語など、その内容もいいのですが、ぼくが特にいいと思ったのは、使用する部分の切り取り方なのです。入試問題の文章は、よほどのことがないかぎり、長い小説の一部分だけです。女子美中の問題もそれは同じです。ただ、女子美中の問題は、おそらくその小説の一番いい! と思うところを選んでいて、なおかつ、そこの決着が着くまでを載せているように思えるのです。

 入試問題は、あくまで点数をつける問題にするためのものですので、小説のどこを使用するかはあまり関係なく、使用される部分も、問題に必要なところだけあればいいわけです。ですから、物語の途中で終わってしまうのも当たり前で、ものすごく中途半端なところで切れていて、このあとどうなるんだあ! と思うこともしばしばあります。実際に入試を受けている子どもたちはそんな余裕はないかもしれませんが……。でも、本好きの子は、もやもやしてしまうかもしれません。

 女子美中の問題にはそういうことがありませんでした。ちゃんとすっきりできるところまで載せてあります。おそらく意識してそういう問題を出しているのではと思われます。他の(全部の)中学校のように途中でぶつきりの問題でも、つづきが気になることによって、本に興味を持たせる効果があるのではと思っていました。そういう本を好きにさせるきっかけを作るような問題を作ってほしいとも思っていました。しかし、やはりその本の一番いいところを読むほうが、気持ちいいのはまちがいないですね。何年もつづけてそうだったので、女子美中ではそういった感性の教育も求めているのかもしれません。国語の問題を作る先生とお話してみたいと思いました。

 中学、高校、大学と、NEWSの子たちは、感性ピカピカコースや個別のコースから美術系の学校を目指す子がたくさんいます。技術指導はもちろん感ピカの先生に教わってください。でも、美術系の学校にも学力試験があります。美術系の学校ならではの問題もあるようです。NEWSでならどちらもお手伝いできますよ。夢の実現をめざしていっしょにがんばりましょう!


NEWS板橋校室長  
三木 裕

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2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
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電話
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