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第115回

崖の上のポニョ(8/16)


あの宮崎駿監督の新作映画『崖の上のポニョ』を見てきました。それほど熱烈な宮崎アニメのファンとまではいえないのですが、やはり、新作が出ると見に行きたくなります。内容や、あの主題歌についてなどは、あちらこちらで話題になっておりますので、ここでは書きませんが、映画はとてもおもしろかったです。
自然や、家族について、愛、環境問題など、いろいろな切り口があり、それぞれ見た人に、それぞれの思いがあると思いますが、ぼくは、ポニョが、男の子に会いたくて、海の上を走っているところが、好きでした。大きな波が魚のような姿になり、それが次から次へと現れ、その上を走るポニョの躍動感に、大笑いしつつ、感動してしまいました。ものすごく単純な意見のようで少し恥ずかしいですが……。アニメーション映画の醍醐味みたいなものを感じたのです。
『人を楽しませる』という意識は、プロの表現者として持っていなければならないものだと思います。ましてや、エンターテイメントの作品であればなおさらです。『ポニョ』のどの部分にそれを感じるかは、受け手の問題かもしれませんが、ぼくは、まずその動きにしびれてしまったのです。もちろん、お話もおもしろかったですよ!
 作文の授業をしているときに、『人を楽しませる』ということを意識して書いているなあ、と思われる作文を見つけることがあります。もしかすると、学校の授業ではちょっと注意されるかも……というような書き方も。そういうとき、もちろん、間違いは直しますが、できるだけ、その子の思いを残したまま作品を完成させたいと思っています。『人を楽しませる』というのは、『相手を思いやる』という意識につながります。これからも、みんなの作文を読んで、大いに楽しみ、かつ、楽しませる喜びを伝えたいと思います。

NEWS青葉台校室長   
三木 裕

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