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第40回

少年時代(5/10)


先日、仲間と集まって野球をやりました。といっても、本格的にグラウンドを借りてユニフォームを着て、というものではなく、川原に適当にちらばっての、まさに『草』野球です。人数は五人で、詩人が二人に、歌人が一人、イラストレーターが一人に、童話作家が一人です。五人ではすぐに打順が回ってきますので、かなり大変でした。ただしみんな全力プレーで、とても楽しく過ごしました。昔、少年だったころを思い出し(あのころはもっと上手かったはずなのですが)、無邪気にはしゃいでおりました。
野球といえば正岡子規が名づけ親という説がありましたが、これは(残念ながら!)事実ではないそうです。ただし、野球用語の多く、打者、飛球、遊撃手などを和訳し、かつ、多くの野球にちなんだ句を詠むほど子規は野球が好きだったようです。後に野球殿堂入りまで果たしました。また、子規と親交のあった夏目漱石も、やはり野球の句を残しているそうです。
いまの子ども達に人気のあるスポーツといえば、やはりサッカーでしょうか。野球ももちろん人気がありますが、実際にやっている子はサッカーの方が多いような気がします。それと、バスケットボールも人気がありますね。これらサッカーや、バスケットボールの詩や短歌、俳句などは、もちろん詠まれてはいるのでしょうが、何十年も先まで残るものは、まだこれからのような気がします。いま子どもであるみんなには、純粋にスポーツを楽しんでほしいと思います。そのときの気持ちこそが詩になるのだと思います。ぼくらも、久しぶりになにかを思い出せたような一日でした。また集まろうと思います。翌日は全員ものすごい筋肉痛でしたが……。

NEWSおもしろ作文倶楽部コース責任者
三木 裕

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