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第82回

入試によく出る小説2(12/5)


 雑誌の特集に出ていました、入試によく出る小説として、高校入試に使用された小説の10位に伊集院静氏の名前がありました。伊集院静氏の小説といえば、「海峡」「機関車先生」など、一時期は中学校入試によく使われていた印象がありましたが、昨年度は高校入試で取り上げられたことが多かったようです。
伊集院静氏の小説はいわゆる純文学の作品です。非常に読みやすい文章だと思いますが、エンターテイメントのようなおもしろさを持っていたり、次から次へと大事件が勃発する波乱万丈の物語であったりというわけではないので、どちらかというと高校入試向けなのかもしれません(昨年度の高校入試で一番使われた小説も純文学作家の開高健氏のものでした。作品はやはり「裸の王様」のようです)。
前回のエッセイにも書きましたが、中学校入試の問題は、児童文学の世界とクロスオーバーする作家さんが増えてきています。以前に比べると、受験する子どもたちの目線により近い物語を使用する傾向がかなり強くなっているように思います。本好きのお子様にはチャンスが広がってきているのではないでしょうか。そろそろ読書の秋も終わり、冬の季節になってきていますが、ぜひとも読書はつづけてほしいと思います。

NEWS 青葉台校教室長   
三木 裕

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