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第34回

よだかの星を読んで

2007.04.13更新

 今年もスプリングスクールにたくさんご参加いただきまして誠にありがとうございました。今回おもしろ作文倶楽部コースでは、宮沢賢治の『よだかの星』を読んでの感想文を書いてもらいました。はじめはなかなか難しかったようですが、授業がすすむにつれて、どんどん自分の意見が出てくるようになりました。完成した感想文すばらしかったです。とても充実した授業になりました。
 よだかの星というお話はごぞんじでしょうか。みにくい鳥のよだかは、ほかの鳥たちにいじめられています。特にたかは、名前が似ていることもあり、よだかにつらくあたります。よだかは、もうここではくらせないと、遠くへ行くことにしました。お星さまに「そちらへ連れて行ってください」とお願いしますが、聞き入れてもらえません。しかし、意識を失うまで飛び続けたよだかは、最後に星になることができました、というお話です。
 まず、星になったよだかは幸せなのだろうか、という点で二つにわかれました。
 もういじめられなくなったので幸せだ。
 星になってしまってはつまらないので不幸せだ。
 どちらが正解というわけではもちろんありません。それぞれに自分が本を読んで感じたことが大切です。そして、授業では、このように自分とちがう視点を知るということがとても重要なのだと思うのです。そこからまた新しい思いが生まれます。
『よだかの星』は、最後の場面、次のように終わっています。
「そしてよだかの星は燃えつづけました。いつまでもいつまでも燃えつづけました。
今でもまだ燃えています。」
星になったところで終わるのではなく、あえて一行付け加えられているのです。なぜなのでしょう。それを考えることは、たんなる本の感想ではなく、これからどのように生きていくのか、よだかだけではなく自分自身の生き方についても、つながっていくことだと思います。なぜ一行付け加えられているのでしょう、というぼくの問いに、すぐにいくつもの答えが出てきました。
「星になることができてうれしかったから。」
「弟たちが心配だから見守りつづけている。」
「生きているから。生きつづけているから。」
 ひとつの扉が開き、その扉からまた違う扉が次々と開いていきます。もとはみな同じお話を読んでいるのに、さまざまな物語が生まれています。みんなの感想文は本当にとてもすばらしかったです。今度5月には通常クラスでのおもしろ作文倶楽部の授業で、また読書作文を行います。そのときは同じ宮沢賢治の『どんぐりと山猫』をテキストにしようかと思っています。いまからとても楽しみです。

NEWS青葉台校室長
三木 裕

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会社概要

商号
株式会社 NEWS(ニュース)
創業
2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
設立
2012年10月1日
資本金
1000万円
代表者
代表取締役 小倉康司
本社
〒330-0063 埼玉県さいたま市
浦和区高砂2-5-5 KIビル 3F
電話
048-831-2223
事業内容
子どもの総合教育企業。
子どもたちが、21世紀を生き抜くために必要な教育を提供している。1人ひとりの成長に責任を持つために、全ての事業は少人数制を基本としている。
グループ
株式会社 国大セミナー
会社
設立:1985年10月1日
■学習塾(国大セミナー)120校(2021年4月現在)
グループ
株式会社 NEWSエンターテインメント
会社
設立:2008年10月1日
■子役養成機関(NEWSエンターテインメント)
グループ
株式会社 そらまめキッズツアー
会社
設立:2010年10月1日
■子どもの体験型ツアー実施する旅行会社
(そらまめキッズアドベンチャー)
グループ
株式会社 オレンジプラネット
会社
設立:2015年2月1日
■保育園・インターナショナル保育園・学童くらぶ
グループ
株式会社 ドリームプラネット
会社
設立:2015年6月1日
■生活・文化・新規事業部門

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