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第344回

三つの約束

2014.03.10更新

 タレントのつるの剛士さんの将棋についての本を読んでおりましたら、『どうぶつしょうぎ』のことが載っておりました。『どうぶつしょうぎ』をご存知でしょうか。はじめて将棋をする子どもたちへの普及のためにプロの棋士の方が考案した、かわいらしいゲームです。動物の絵のコマに動かし方が書いてあり、升目もかなり少なく、すぐに遊べる工夫が数々されています。名前は知っていたのですが、内容はぼくも初めて知りました。升目が少ないので、かんたんに勝負がつくのかと思ったのですが、ぜんぜんそんなことはなく、将棋独特のルールもしっかり盛り込まれていて、こんなに本格的なのか! と驚きました。

 さて、この本の中に、その『どうぶつしょうぎ』の考案者であり、普及活動をされている北尾まどか女流棋士の方の言葉が載っておりました。その中で、とてもいいと思ったものがありましたので、ご紹介したいと思います。北尾棋士が、どうぶつしょうぎを幼稚園や小学校で教えるときに子どもたちに守ってもらう、三つの約束というものです。

一つ目 始めと終わりに挨拶をすること
二つ目 自分で考えること
三つ目 やり直しはしないこと


 いまの子はゲームに慣れているせいか、都合が悪くなるとすぐにやり直そう(リセット?)とするのだそうです。しかし、将棋の相手はコンピュータではありません。間違えてしまったら、「次に間違えないようにちゃんと覚えておこうね」と北尾棋士は話すのだそうです。自分で考え、自分の行動に責任を持ち、間違い、そして負けを認めて次に活かす、こういったことでしょうか。挨拶も大事ですね。負けてしまった後もきちんと挨拶をできるでしょうか?

 将棋の楽しさを伝えるための『どうぶつしょうぎ』ですが、それとともに将棋の持つすばらしさも伝えたい、そのことがこの三つの約束になっているということです。なかなか経験できないこと、けれども、とても大切なことが、この約束にはあると思いました。NEWSでも挨拶はとても重視しています。先生方にも、自分が教えている子、教えていない子に関係なく、どの子にも必ずご挨拶をするようにしてもらっています。挨拶が苦手な子ってけっこういますね。でも、毎回なんどもご挨拶をしているうちに、だんだんできるようになっていきます。元気な挨拶は気持ちいいです! ぼくも、『どうぶつしょうぎ』をちょっと勉強してみようと思います。もしできるようになりましたら、またみんなで遊びましょう!

どうぶつしょうぎ



NEWS板橋校、NEWS青葉台校、NEWSセンター北校室長  
三木 裕

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会社概要

商号
株式会社 NEWS(ニュース)
創業
2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
設立
2012年10月1日
資本金
1000万円
代表者
           
代表取締役 小倉拓也
本社
〒330-0063 埼玉県さいたま市
浦和区高砂2-5-5 KIビル 3F
電話
048-831-2223
事業内容
子どもの総合教育企業。
子どもたちが、21世紀を生き抜くために必要な教育を提供している。1人ひとりの成長に責任を持つために、全ての事業は少人数制を基本としている。
グループ
株式会社 国大セミナー
会社
設立:1985年10月1日
■学習塾(国大セミナー)104校(2024年3月現在)
グループ
株式会社 NEWSエンターテインメント
会社
設立:2008年10月1日
■子役養成機関(NEWSエンターテインメント)
グループ
株式会社 そらまめキッズツアー
会社
設立:2010年10月1日
■子どもの体験型ツアー実施する旅行会社
(そらまめキッズアドベンチャー)
グループ
株式会社 オレンジプラネット
会社
設立:2015年2月1日
■保育園・インターナショナル保育園・学童くらぶ
グループ
株式会社 ドリームプラネット
会社
設立:2015年6月1日
■生活・文化・新規事業部門

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