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第473回

嘘だとわかっていても?

2016.11.18更新

 新聞でおもしろい記事を見つけました。『プラセボ効果』というのをご存知でしょうか? 本当はなんでもない錠剤を、「これはものすごくよく効く薬です」と伝えてから飲んでもらうと、実際によくなってしまうことがあり、その効果のことをいいます。病は気からといいますが、本当にあることなのです。

 そして、新聞では、さらに驚くことが書いてありました。『プラセボ効果』は、偽薬だと知らずに飲んでいる人にだけ起こるわけではなく、偽物だと知っている人が飲んでも起こることがある、という研究が発表されたそうなのです。

 その内容ですが、3ヶ月以上の慢性的に腰痛を患っている患者さん97名を二つのグループに分けました。もともと全員が治療を受けていたのですが、一つのグループはその治療ではなく、「偽薬」と書かれた効果の無いカプセルを飲んでもらい、もう一つのグループはこれまでの治療を続けてもらいました。そして、3週間後に痛みの程度を調べてみますと、偽薬を飲みつづけたグループは28パーセント減、従来の治療をつづけたグループは、5パーセント減、とはっきり差が出たということなのです。つまり、効果がないとわかっていても『プラセボ効果』を期待して飲んだら、ほんとに『プラセボ効果』がおこったということなのですね。

 慢性の痛みというのは心理的な影響を受けやすく、事前に『プラセボ効果』の説明を受けていた患者さんたちは、偽物でも信じれば効くはずだという期待と希望が、痛みを和らげたのかもしれないと記事の最後に書かれていました。

 うーん、人間の体というのは不思議ですね。嘘だとわかっていても信じるということができるのも人間だけでしょうし、実際にそれで治ってしまうこともあるなんて……。そう考えると逆もあるのでしょうか。本当は治っているのに、絶対に治るはずないと信じ込んで悪化してしまう……。怖いです。

 この記事の実験の数字が、どの程度高く、また信憑性の高いものなのかわかりませんが、気持ち一つで、人間の可能性というのは、どんどん大きくなるのは確かなように思います。NEWSの子たちにも、マイナスの発言をする子がいます。けれども、「どうせできない」「ぜったいむりだ」そう思う気持ちに打ち勝って、「これだけがんばったんだからできるはずだ」という気持ちを持ってほしいです。そう思うだけで、少しできるようになっているかもしれないのですから。よい方向への可能性を、自分で止めてしまうことだけは、なくしてほしいなと思います。

NEWS板橋校室長  
三木 裕

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会社概要

商号
株式会社 NEWS(ニュース)
創業
2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
設立
2012年10月1日
資本金
1000万円
代表者
代表取締役 小倉康司
本社
〒330-0063 埼玉県さいたま市
浦和区高砂2-5-5 KIビル 3F
電話
048-831-2223
事業内容
子どもの総合教育企業。
子どもたちが、21世紀を生き抜くために必要な教育を提供している。1人ひとりの成長に責任を持つために、全ての事業は少人数制を基本としている。
グループ
株式会社 国大セミナー
会社
設立:1985年10月1日
■学習塾(国大セミナー)120校(2021年4月現在)
グループ
株式会社 NEWSエンターテインメント
会社
設立:2008年10月1日
■子役養成機関(NEWSエンターテインメント)
グループ
株式会社 そらまめキッズツアー
会社
設立:2010年10月1日
■子どもの体験型ツアー実施する旅行会社
(そらまめキッズアドベンチャー)
グループ
株式会社 オレンジプラネット
会社
設立:2015年2月1日
■保育園・インターナショナル保育園・学童くらぶ
グループ
株式会社 ドリームプラネット
会社
設立:2015年6月1日
■生活・文化・新規事業部門

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